スコットランド旅行記- その5

結局2日間かけて友人は結構釣ったのに、1匹も魚が釣れなかったYasです。 8時すぐにアヴィモアを出発してひたすら南下、南下。行きは途中一泊したけど今回は交代で寝て運転するって感じでトイレ休憩とガソリン補給以外はほとんど走っていました。
結局、交代を繰り返して朝の7時には自宅の前に戻って来ていて、休憩入れて約11時間 なかなか悪くないタイムかも。 その後疲れてベットに行くが中途半端に車中で寝たので3時間ぐらいして目が覚める。

外はいい天気、
やっぱりイングランドはスコットランドより暖かい、
今日は少し曇りかかってるみたい。
ん? 今日って結構コンディションよくない?
Oxfordに帰ってから4時間後、また男二人で釣りに行くのでした。もうここまで来たら自分がが釣れるまでこの旅行は終わらない!って感じで・・・ 次の目標はテムズ河!!

1時半に集まって、自分のための許可書を買うために近くの釣り道具屋に行くが2軒とも閉まっていてしょうがないから今日は許可書無しで買う。 Oxfordでは年間8ポンドでOK つくづくアヴィモアに釣り道具屋のおっちゃんが詐欺師に思えてくる・・・
さっそく友人にポイントを教えてもらいさっそくキャストする。今日のルアーはサーモンやトラウトと違ってサイズがでかいパイクを基本的に狙うのでミノーをメインに使う。 てか 途中にルアーを買い足せなかったのであまり手持ちのルアーがない。自分がつかったのは全部彼のなので無くさないかドキドキ。
Oxfordのテムズ河は以外と川幅がせまく重いルアーをつけておもっきりキャストしたら対岸までひょっとしたら届いてしまうかも?って感じだった。 さすが日曜だけとあって犬を散歩させに来てる人や家族で散歩してる人がいた。 他にはイギリスで有名なスローボートが結構目の前を通った。 
基本的に釣りをしてる時に船なんか通ると魚は逃げちゃって釣りにならないんだけど、名前のとおりスローボートなのでそんなの気にしないで釣りができた。 (淀川よりぜんぜんまし 淀川だとエンジン付きのボートが走りまくってるから本当に釣りにならない)
前述のとおり自分達がキャストする後ろに散歩する人が結構歩いてるので 後ろから声を掛けられる。 「お、釣りしてるぞ!?」とか「もう何か釣れた?」等々

そして4時頃、
ちょうど魚のご飯タイムの前で中だるみ状態なんだけど、この時点で友人はすでに1匹の赤ちゃんパイク(リリース)とコイ(逃げられた)といった戦績だった。
相変わらず自分はゼロ・・・ もちろんアタリもない。
彼の誘い文句が「あそこだったらYasでも釣れる!?」だったのにやっぱ無理かぁ と すでにキャストしたポイントに戻ってみる。 

さらに時間が経ってルアーがまた1つ、また1つと減っていく。 結局メインで使っていたミノー1つ スプーンも無くなってしまい 残りは自分が彼から借りているミノーと アヴィモアの釣り道具屋で買ったサーモン用のスピナーのみ (ほかにシンキングミノーがあったが無理ぽかった)
夕暮れを迎えさっきまで沢山人が通っていた道もいつのまにか、誰も通らなくなった。 時間が経つがまったく自分のルアーには食いついてくれない魚達。 当然、二人の雰囲気もだんだん気まずくなってきて口数も減ってきた・・・
自分のやり方は、最初の頃は色々頭でイメージしながら、ルアーをまくタイミングなどを変えてみたりロッドの向きを変えてみたりしたいた。 が、あまり効果がなさそうなのでひたすらロッドを下に向けてゆっくりとリールをまいていた。

ちょうど頭の中空っぽにしながら、リールをまいてる時についに奴は来た!!!!

自分は勝手に自分の手前3・4メールのところには魚はいないだろうと思い ルアーがもう近くにきたなと思うと最後までやらず途中で一気にまいていた。 手前でルアーを泳がせるよりは早くまいてまたすぐに河の中心に投げたほうがいいからと考えていたから。 
けど自分のミノーに食いついたパイクは自分がルアーが目視できるぐらい手前だった。(もう水面からミノーが見えてぼーっとまいてたら どこから沸いたのかいきなり魚が現れて食いついたって感じ)
だからある意味 ファイトというファイトはなくて、「(食いついた!)」と思い同時にロッドを立てみたらそのまま魚が水面から出ちゃったって感じ。
40cmオーバー
もう二人で子供みたいにおおはしゃぎ。自分のことをずっと心配していた彼もすごい喜んでいた。
記念のパイクはもう成魚なので二人でおいしく頂くことにした。彼は魚のしめ方をしっているので教えてもらう。その場でナイフで〆て血抜きする。
2匹目を狙うってことでく釣りを再開する。 あまりにもうれしくてどうにかしてあの釣っ感触を頭の中で思い出そうとするが、ほんとロッドをあげたら魚がついてたって感じだったのでイマイチ イメージがわかなかった。
しばらくして釣りを切り上げ帰ることにする。 ななかなのサイズなのでそのまま塩焼きにしようと決める。 けど河魚なのでハーブが必要ってことで魚を冷蔵庫に入れインドの食料品を売っているところでミックハーブ、ローズマリー、ミント等々を買ってお腹に詰めたり上らもかけたり。 ちなみに生まれてはじめて魚をさばいた。(彼が全部教えてくれたが)
オーブンに入れる前のパイク  パイクの香草焼き
少し前に奮発した白ワインがあったので急いで冷やした。やっぱり自分で釣った魚はめちゃくちゃ旨かった。ワインも最高。
どうしてこんなに近いところに釣り場があるのに(釣り場はOxford駅の近くの川)地元の釣り人が一人しかいないのか不思議だった。 あと、やはり人間には狩猟本能があると思った。
卒論が終わるまでの9月 いい気分転換が見つかった、自分のために今日も付き合ってくれた友人に本当に感謝したい。 今度はシーズンの時にまたスコットランドにいって今度は本場のスペイキャストを釣堀で習ろうと約束した。(スペイキャスト:フライのキャストの1つで スペイ川が発祥の地)
スコットランド旅行記 おしまい

この記事を書いた人

花城 康貴
花城 康貴
1978年生まれ。特定非営利活動法人フローの代表理事。リクルート新卒入社後、新規営業から商品企画、ネット集客を経験、2010年退職後、自身で通販サイトをオープン、2013年大阪に帰阪、2016年に教育事業を開始。2018年6月スウェーデン訪問時にSDGsに触れ大きな衝撃を受ける。好きな言葉は、「一燈照隅 万燈照国」SDGsの理念と似てるなと感じています。

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