とりあえず海なので適当に釣ってみようかと、港街を車で回ってみるが近くに釣り道具屋などはみあたりそうにないし(それぐらい田舎) そもそも釣り人らしき人あまりいないので諦めてロッシーマウスを出発した。
アヴィモアに戻る途中、ウィスキーの蒸留所があるので寄っていくことに。
スペイ川の周りには世界的に有名なウィスキーの蒸留所があって、ウィスキー好きには一種の聖地的存在らしい。 今回自分達が行ったのはグレンリベット(これもシングルモルト、1種類の麦しか使ってない)というウィスキーの蒸留所で土曜日も営業していた。 他のところは土日が休みなところもあったのでラッキーだった。ちなみにフリーでツアーに参加できた。
残念ながら写真撮影禁止ということで、中の方は撮影できなかったがなかなか興味深いところだった。 ウィスキーの生産工程をすべて見る事ができたし、貯蔵庫も見る事ができた。 貯蔵庫はとても天井が高くて金属製のラックに何百とある樽が横たわっていた。 中には40年以上前の樽もあったりしてとても値段が気になったもちろん味もね。
蒸留所の周りをひととおり回った後、お楽しみのウィスキーの試飲会。 3種類の年代が違ったウィスキーを飲む事ができた。味の違いは分かるが、おいしさを理解するにはまだ自分の舌は若いのかもしれない。とりあえず喉越しはすごかった。
(日本のサイトでいくつかスコッチの蒸留所を見学したサイトを発見したのでURLを張っておきます。これらを見れば雰囲気がつかめると思います。
・スコッチ・ウィスキーについて
・スペイ川の蒸留所
・スコットランドの旅(グレンリベットの蒸留所)
グレンリベットの蒸留所を出てもしばらくウィスキーのいい匂いがした。 他の蒸留所もそうで煙があがってるところに近づくとウィスキーのモルトの匂いがした。
閑話休題、リベンジであります。
アヴィモアに行く途中に釣り道具屋があって昨日無くした(一人1つづづは無くした)ルアーを補給するために店に寄った。今日は昨日とスピナーと違ってスプーンを買った。
釣り道具屋の兄ちゃんに、
「アヴィモアで昨日サーモン釣りをしたけど、全然釣れなかった」
と言うと
「アビィモアでサーモンを釣るには早すぎるよ。あそこのシーズンは6月・7月」
と言われたので二人で少し凹み。
その上、まだウチの方がマシと言いつつも釣り道具屋の近くのポイントですら1週間に6匹しかサーモンがあがらないぐらい サーモン釣り自体がかなり難易度が高い釣りらしいと改めて教えてくれた・・・
そして最後に、店員の兄ちゃんが、
「ビジター1日30ポンドは高すぎる ウチは20ポンドやで!?」と安いのをアピールするのはいいが、それでも20ポンドはまだ高いやろう と この国って突っ込みどころ満載だなと一人で関心したりしなかったり・・・
結局すでに30ポンドを払ってしまっているので、アビィモアで釣ることに。サーモンは釣れなくても最低トラウトは釣れるからね。
昨日の写真でも分かるとおり、対岸側の方がまったく木がなくて断然キャストしやすいのでとりあえず反対側に行ける道を探す。 途中の道で釣堀を見つけ、ここで釣堀に逃げたら負けだろうと思ったが just in caseで話を聞いてみる。
4時間で14ポンドとこれまた安くはないが、確実に釣れる事を考えたら一考の価値はあるかも。ただやはり鮭はおらず、トラウトが中心みたい。 フライのロッドもあったのでフライフィッシングもOKらしい。
まぁ釣堀は後で寄ることもできるので、また対岸に渡る道を探す。どう考えても私有地と思われる所で牧草地の上を車で爆走したり、牛と言うよりバッファローと呼べるような立派な角をした牛の横を通ったりした。
途中、奇妙な物を見つけたので写真に撮ってみた。よく見てもらうと分かるが中に1匹 鳥がいる。 実はこれカラスで、このゲージもカラスの捕獲用の罠じゃなかと思う。ゲージの中にある筒が上に繋がっていて上からは入れるが、出るのは困難な仕様。
問題はこのカラスの餌で、少し生物なのであまり苦手な人はここから読み飛ばした方がいいかもしれない。 写真にも写ってる骨はサイズから見てもその辺に大量にいる羊かと思われる。 まぁ完全に骨になっちゃってるのでそれはまだよし。 問題はそのとなりにあるまだ血色がいい臓物と、これは写真に写ってない丁度顔半分が白骨化した羊の頭だ。
たぶん、カラスがとまってる止まり木はカラスが地べたを歩いて、逃げ出さないようにするために設置してあると思った。しかし、言葉で言い表すのは難しいが、そこの少し異様な雰囲気から言って一種の見てはいけない物を見た感じがしてすぐに立ち去った。なんてったって私有地だし。
この時 時間はお昼の2時前。 結局昨日のポイントに戻ることになったので、とりあえず釣れそうな釣堀で閉店する5時ギリギリまで釣ってそれから改めて川釣りに以降しても問題はないってことで結局釣堀に行くことにした。と言うより自分が何かを釣りたかっただけだが・・・
釣堀では、ルアーは使えないということで、フライか餌釣りを選択する事になるんだけど、フライの方はまったく経験がないので 餌釣りの方がより簡単に釣れるという憶測も兼ねて餌釣りを選択 これが間違っていた・・・
釣堀には2つの池があってフライ用と餌釣り用に分けられていた。自分達はもちろん餌釣り用の池。 途中フライをしてる人を見かけたがフライはかなり技能 and 練習が必要な釣りなようで誰かに教えてもらわないとキャストする事も不可能って感じだった。 その反面釣ってる姿がすごくカッコよかった 技を使うって感じ。
釣堀動画(約5MB)
餌釣りは単純にミミズをつけて浮きをつけて釣るだけなんだけど、単純に魚は間違いなく生餌の方に食いつくハズなのに全然釣れない アタリすらない・・・
周りを見渡してみるけど、1時間経っても2時間経っても釣り上げる人が誰もいない 逆に帰って行く人を見るって感じでかなり焦りを感じだす。昨日で30ポンド、今日で14ポンド、仕掛けと餌でさらに3ポンド ある意味昨日一匹も釣れなかった自分のためにわざわざ釣堀に来たのにそれで釣れないとなるとかなり後味が悪い・・・
結局4時半になっても、アタリすらなかったのでスペイ川の方にポイントを移動することに。 フライフィッシングの方ではそれなりに釣れたようだけど、餌釣りで1匹でも釣れてるのを見ることができなかった。そもそもテグス無しで針をつけるのがおかしいと思うのだが・・・
時間にして夕方5時。 日が沈むのが8時か8時半ぐらいなのでひょっとしたらいいタイミングか?と少し期待しながらも川にもどる。 とりあえず友人が昨日Hitしたところを重点にせめてみる。
数時間後、、、、
友人 2匹(またまたトラウト)
YAS 0匹
「もうねぇ 俺には腕も運も無いのかと本気で疑ったね・・・」
朝 買い足したルアーも木に引っ掛けたりして、すべて無くした時点でゲームオーバー。まだ少し明るかったが有効なルアーが無いので少し厳しいのと、昼からひたすら釣りっぱなしで二人とも疲れてた。
そして、日が暮れる前ぐらいにアヴィモアを出発して帰途についた。結局YASは二日間ボーズした。スコットランドでサーモン釣り作戦大失敗。 けど久しぶりに釣りができて楽しかったかな。
この記事を書いた人
- 1978年生まれ。特定非営利活動法人フローの代表理事。リクルート新卒入社後、新規営業から商品企画、ネット集客を経験、2010年退職後、自身で通販サイトをオープン、2013年大阪に帰阪、2016年に教育事業を開始。2018年6月スウェーデン訪問時にSDGsに触れ大きな衝撃を受ける。好きな言葉は、「一燈照隅 万燈照国」SDGsの理念と似てるなと感じています。
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