障害を持つ人と企業

ここ2・3日の間、ほぼ毎日 大学のCareer Service(就職課)に行っているYasです。日に2回とか行くので、もう名前と顔を覚えられてしまいました。 まぁそれはいいんですが、今日オフィスに入ると車椅子に乗っている学生が受付のおばちゃんと話していました。 その二人のやりとりをチラリと横目で見ながら自分はオフィスの奥に行ったわけですが、なんか自分の中に変な感情or思いがでてきました。

車椅子に乗っている彼女は、上手く話すことができない様子でした。しかし、受付のおばちゃんはそんな事は気にせずゆっくりとした口調で彼女に次のアポイントメントの事を彼女に伝え彼女が言っていることに真剣に耳をかしていました。
いきなり「ボランティア精神に目覚めた」ってわけではありません。ただ、おばちゃんの対応の仕方、彼女の熱意みたいなものから言葉では表しにくいけど、何かを感じることができました。ひょっとしたら、単に今まで自分があまり見てこなかった光景に出くわしたからかもしれません。 
また、この2年間の在学期間を思い出してみると、思ったよりも学校のスタッフにも生徒にも障害を持っている人が多いことに気づきました。(そう言えば、去年の夏に新しく開発された英語学習ソフトの使い方の説明の時 車椅子に乗っている先生が説明しに来たな) たぶん日本の大学で見かけるよりも多いのではないでしょうか。

一方、本当の意味での社会に貢献ができる会社・企業とは、雇用の話において、障害を持っている人も一緒に働ける環境が持っているべきだと思います。 当然この話は自分が今ここで言うまでもなく、日本の企業もサイズによっては、法律上で何人以上採用しないといけないと取り決められていると聞いたことがあります。 
また、社会的見地から言って”障害を持っている人も一緒に働ける環境を整備すべきだ”というのは正しいと思いますが、会社を組織と見たてた場合 逆にそういう人達が組織には必要なんじゃないか?とも思います。 
組織内を見渡した時、全員が同じような境遇で育ってきた集団よりも個々のパーソナリティがはっきりとしているような組織の方が自分はより魅力的だと感じます。 ただ、これを組織として運営した場合の結果がどうなるのかは今の自分には分かりません。理想論です。

以上、当然のことばっかりでしたが、自分は今まで考えたことがなかったので書き残します。

この記事を書いた人

花城 康貴
花城 康貴
1978年生まれ。特定非営利活動法人フローの代表理事。リクルート新卒入社後、新規営業から商品企画、ネット集客を経験、2010年退職後、自身で通販サイトをオープン、2013年大阪に帰阪、2016年に教育事業を開始。2018年6月スウェーデン訪問時にSDGsに触れ大きな衝撃を受ける。好きな言葉は、「一燈照隅 万燈照国」SDGsの理念と似てるなと感じています。

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