Attravtiveness

hidkのblogの方で、飲食店の入り口に置いてあるメニューについてのEntryがあったのでこっちでも少し触れてみたいと思う。 個人的に顧客が複数のレストランから1つを選ぶ場合、すでにその店に訪れたことがあり、しかもすでに決めてしまってる(i.e.メニューを知っている)時を除いて がテーブルに置いてるあるメニューを見る事だと思っていた。
だが、hidkみたいに店に入る前に立ち止まって、しかもカタカナの”シ”と”ツ”の書き方が紛らわしいと不愉快になるぐらいによく読んでる人がいるのも事実なのである。 そして去年、”店頭にあるメニューのディスプレイが顧客の選択肢に左右されるトリガーの1つになりうる”という雑誌論文を見つけた。
個人的にはやはりテーブルの置いてあるメニューがある意味のオーダーするためのトリガーになってると思うんだが、オーダーを決める前のお店に入るって言う点では外に出してあるイーゼルに小さい黒板をおいて手書きのメニューを置いたり、料理のサンプルケースを置いたりするのも効果があると思う
けど、これは個人的な意見だが、今まではこういったお店の前のディスプレイは顧客に対してそれほど訴えかけるほどはないと思っていた。 ようするに

だが、実際いるのである。日本ではよく見かけるサンプルの棚などを見て、人は”これっておいしそう〜”って言ってそして迷うのである。 これはさすがにまいった。自分にとって食べ物のサンプルなんて食べたいモノを決めるためにはなんの助けにはならないと思っているのに(単にホンモノとサンプルとのギャップがあるって思い込んでる)
しかし、去年のMarketingの時にもつけたArticleによると、多くの人がお店の前にある看板なりサンプルでお店に入店するのである!! これはまことに興味深い。 だって自分が想像していた事をとまったく違う事を人がやってるから、確かにこのリサーチは日本じゃなくてオーストラリアでされたものだが、それでもすごい発見だと思う。 去年これを見つけた時は一人でニヤニヤしながら読んでた。
Source:

Sparks, B. & Bowen, J. & Klag, S. (2003). Restaurants and the tourist market. International Journal of Contemporary Hospitality Management. 15;1, pp 6-13.

この記事を書いた人

花城 康貴
花城 康貴
1978年生まれ。特定非営利活動法人フローの代表理事。リクルート新卒入社後、新規営業から商品企画、ネット集客を経験、2010年退職後、自身で通販サイトをオープン、2013年大阪に帰阪、2016年に教育事業を開始。2018年6月スウェーデン訪問時にSDGsに触れ大きな衝撃を受ける。好きな言葉は、「一燈照隅 万燈照国」SDGsの理念と似てるなと感じています。

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