小学校受験と真似び

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「何の為に小学校受験をするのか?」
この問いは、受験を成功させるためには避けて通れないと思います。

その中で、家庭内に「教育ビジョン」があるのか?というのも重要なポイントです。

教育ビジョンとなると、「そんな難しいものは…」となってしまうかもしれませんが、私立or国立小学校に最低でも6年間通うことの『目的』から考えるのが良いかなと思います。

なぜ受験を志そうと思ったのでしょうか?

子ども達が大人になる頃は、今とまったく違った環境で生きていかないといけません。人口知能やロボットが今の携帯電話のように距離感で存在しているかもしれません。

その頃には、国が国民を守れる時代ではないでしょう。国に依存しては、幸せな生活は築きずらいでしょう。1人ひとりの人間が、自律し自ら社会に貢献していくことが求められます。

そのためには、人間力が求められます。

大学受験が変わっていくのもここにポイントがあります。社会が求める人物像が変わってきています。非認知能力やGritも特段今出てきたものではなく、昔からあるものです。社会が必要する能力が変わってきただけです。

お受験では沢山のペーパーや行動観察があります。
ペーパーが得意な子、おしゃべりが得意な子、運動が好きな子様々です。

教室でお勉強・【学び】は大切です。
これまで蓄積した指導経験や学校との関係性は、やはり教室の存在価値だと思います。

この【学び】に大きなヒントがあります。

お勉強問わず、子どもは大人が言うとおりにはしません。親が手をやくところですね。
でも、大人がするとおりにはします。

結局のところ、

学びは【真似び】です。
子どもは見て学びます。

だからこそ、

親の在り方が、重要だと思います。
(教育ビジョン:どの様な教育を受けてほしいか、その理由は?)

冒頭に戻りますが、
何の為に小学校受験をするのか?この問いについて夫婦間の深いコミュニケ―ションが必要であり、我々の日々の態度・振る舞い・行動・発言が重要になります。

この記事を書いた人

花城 康貴
花城 康貴
1978年生まれ。特定非営利活動法人フローの代表理事。リクルート新卒入社後、新規営業から商品企画、ネット集客を経験、2010年退職後、自身で通販サイトをオープン、2013年大阪に帰阪、2016年に教育事業を開始。2018年6月スウェーデン訪問時にSDGsに触れ大きな衝撃を受ける。好きな言葉は、「一燈照隅 万燈照国」SDGsの理念と似てるなと感じています。

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