EC運営者にとって梱包はどうしても手を抜きやすい、コストを掛けたくないと
思ってしまう所です。そんな事はないですか?
実際お客様が最初に 目するのは、梱包された商品なので
手を抜くことで満足度を下げてしまう可能性があります。
逆に一定のレベルが保てているとレビューなどに反映してくると思います。
ある意味、初期の商品期待値は梱包で決定してしまうかもしれません。
ECの梱包に話を戻すと、梱包の仕方は当然各社様々です。
今まで自分が実際購入してみて印象に残った梱包を紹介します。
こちらは自社名以外に関連会社の社名を載せています。
こちらはPCパーツ販売店なので、インテルやエイサーなど著名なブランド名が目につきます。
これがあるから顧客満足度に直接反映されるとは思えません。
ただ、社名で分からなくても関連会社が載ってることで「PCパーツが入ってる」ことは
よく分かりますね。ちなみにまたこれでPC自作をします。楽しみ~。
こちらはお歳暮で頂いた明太子です。
透明の袋に真空パック化された明太子が青い箱に入っています。
熨斗は蓋にダイヤ柄の紙の上に小さな「お歳暮」という紙が貼られていました。
ちなみにこれが入っていたのは、箱ではなく大きな封筒でした。
商品解説するカード的な物は入っておらず、お歳暮なので、少し商品紹介はほしいと思いますね。
梱包紙の上に「お歳暮」とだけ書かれたシールを張るのはシンプルで良いアイディアだと思います。
■超エコ包装?
こちらはプレゼント用に買った乳児用のおもちゃです。
びっくりすることにこのまま来ました(笑)
商品箱に直接送り状が貼られていました。
買う前に「紙は巻かず直接貼る」とサイトに書かれているのでトラブルにはならないんですが、
さすがに慣れてないとびっくりしてしまいますね(汗
でも、人によっては紙を巻いてほしいお客様もいると思うので選択できるとなおいいですね。
(そうすると多くの方が紙で巻いてほしいとなり、結果コスト減にはならないですね。
悩ましい・・・)
こちらもネットで買ったゴミ箱。
さすがにこちらは直接に送り状は貼られていませんでしたが、
商品が薄いビニール袋が入られており、段ボールに入っていました。
梱包自体は問題ないのですが、発送を通知するメールがまったく無かったのが残念でした。
AmazonJPの梱包方法がスタンダードと思ったらまったくそんな事はなく、
各社様々な方法で梱包を行っています。
1円のコスト減も行いたいECにおいてなかなか悩ましい事柄ではありますが、
せっかく掛けるならお客様に満足いただけるような仕立てにしたいですね。
この記事を書いた人
- 1978年生まれ。特定非営利活動法人フローの代表理事。リクルート新卒入社後、新規営業から商品企画、ネット集客を経験、2010年退職後、自身で通販サイトをオープン、2013年大阪に帰阪、2016年に教育事業を開始。2018年6月スウェーデン訪問時にSDGsに触れ大きな衝撃を受ける。好きな言葉は、「一燈照隅 万燈照国」SDGsの理念と似てるなと感じています。
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